工場でプラスチック製品の製造効率を上げるなら離型剤が大活躍!

金属製のバケツ

パッキンを綺麗に成型するならフッ素が主成分の離型剤を使おう

ゴム製品として普段の生活の中でよく見かけるパッキンですが、洗浄する際に鍋蓋から外してよく見ると、実に精巧な作りをしていることが分かります。鍋蓋の形状にもよりますが、単純に鍋蓋の内側の溝にはめ込むだけのものや、より密閉性を高めることが出来るように、鍋蓋の溝に噛む形に作られているものもあります。ゴムという素材を使って、このような形状のパッキンを作るには、金型とフッ素コート剤使用の離型剤が欠かせません。
パッキンの成型は、金型にパッキンの材料であるゴムを流し込み、固めるというやり方で行います。しかし、金型の中で固まったパッキンを型から分離できなければ、製品として販売することはできません。金型に何の加工もせずに成型作業を行うと、この分離作業が難航します。ゴムが金型に粘着してしまい、型から分離しようとすると、パッキンの型崩れが起こってしまうのです。
それでは元も子もないので、離型剤を使って綺麗に分離出来るようにします。フッ素コート剤が離型剤の主成分のため、これを予め金型に塗っておくと、テフロン加工の調理器具のように、金型がものをくっつけない性質を持つようになります。つまり、ゴムもくっつかないため、成型が終わったパッキンも、綺麗な状態で型から剥がすことが出来るのです。

スプレー型の離型剤なら隅々まで塗布できる!

離型剤は、金型で射出成型する際に樹脂材料が貼り付かないようにするだけでなく、製品自体も金型から取り外しやすくなるため、生産性の向上も期待できます。しかし、毎回金型にワックス系の離型剤を塗布していませんか?隅々まで塗布するには手間や時間がかかり、隅々まで塗布し切れないこともあります。そんな問題をフッ素コートスプレーの離型剤なら解決してくれます。
フッ素コートスプレーは、金型に吹き付け塗布し、自然乾燥することで金属表面にフッ素コート層を形成します。ワックス系とは異なり、乾燥前は液体の状態となるため、隅々まで離型剤が染み渡り、金型の角や細かい隙間にも入り込みます。また、ワックス系の場合、樹脂材料を浸食してしまい、劣化の要因となってしまうものの、フッ素コートは樹脂を傷める油分が含まれないため、製品品質の向上も期待できます。さらにワックス系の場合、古い離型剤を完全に除去し、ワックス層を再度定着させるものの、フッ素コートの場合、表面の汚れを除去し古いフッ素コート層の上に再度離型剤を塗布して、フッ素コート層重ねることができます。そのため、金型の維持メンテナンスにおいてもメリットが生じます。
そのほか、ワックス系の離型剤のように保管時に油分が分離してしまい、使用できないといった生産工程における消耗品のロス低減も図れます。

半導体や精密部品の成形工程にも使用できるフッ素コート離型剤!

金型といえば射出成形や押出成形で使用され、樹脂材料を使用するイメージがあります。金属と樹脂が張り付いてしまったり、摩耗を防ぐといった際に重要なのは離型剤です。しかし、金型成形は半導体や精密部品加工にも用いられており、ワックス系の離型剤を使用することができません。有機物を含んだり、油分を含むことで電子部品には悪影響を与えるリスクがあるものの、フッ素コート離型剤ならその心配がありません。
フッ素コート離型剤は、半導体製造や精密部品製造に最適なものであり、油分を使用しない、金属表面にフッ素化合物の被膜が形成され化学的にも安定、他の物質と化学反応するといったことがありません。また、電気特性を有しており電気絶縁性、誘電損失、耐アーク性など成形金型以外には、電子基板を製造する際の実装加工機に使用する加工冶具の耐久性を高められるなどのメリットがあります。
そのほか、熱特性も高く焼成処理を行うことで、食品加工ラインにおいては焦げ付き防止や錆防止効果により異物混入のリスクを軽減し、人体にも影響が極めて少ないなど幅広い製造現場で用いられています。最近では、住宅建材にも使用され、撥水効果により木材の腐食防止としても用いられています。


フロロサーフなら成形物の表面に離型剤の成分が転写されないので成形物の洗浄は不要!
引火性のない不燃性溶剤を使用しているので安全に安心して使用することがでるのでおすすめです!